向かいあわせ

aikoのシングル「向かいあわせ」が大好きだ。
聴いてるとしあわせになれる。
サビの最後、あぁ、やだ…涙が出る、のところで、聴いてるこっちも泣きそうになる。好きすぎて、せつない。
そんな幸せの絶頂感にぐっと来る。
穏やかな、ピアノを全面に出したイントロが素敵…なんだけど、aikoの書く曲ってなんだか不思議だ。サビはキャッチーで気持ち良いメロディーなんだけど、メロがなんともいえない棒読みな抑揚のないかんじ。徐々に盛り上がるのだけど、ほかではあんまり聴いたことないような、aiko独特のものを感じる。
うちの母親、テレビでaikoが流れたとき、「だーめだ、こりゃ」と呟いたことがあった。全然ノレない、とのこと。言いたいことは、よくわかる。僕も前は好きじゃなかったし。
ちなみに母親がそう言った曲は「milk」でした。
たしかにこの曲は新しすぎる。はじめて聴いたときはポカーンとなったもん。聴けば聴くほどハマる、っていうのもaikoのよさ、と思う。